ビジュアルプログラミング言語とは?デメリットやメリットを解説!

みなさん、ビジュアルプログラミング言語というものをご存知でしょうか?

ビジュアルプログラミング言語は、子供がプログラミングを学習するのに最適だと言われています。

しかしビジュアルプログラミング言語にもメリット、デメリットがあり、学習する際はそれらをおさえておくとよいでしょう。

今回はそんな子供のプログラミング学習に最適なビジュアルプログラミング言語についてみていきましょう。

1.ビジュアルプログラミング言語とは

ビジュアルプログラミング言語とは
通常プログラミングは、コードと呼ばれる英文の命令を組み合わせることで作られます。

テキストでできており、何が書かれているのかを理解するだけでも専用のスキルが必要なほどでした。

そんな難解なプログラミングを、子供でも理解できるように開発されたものがビジュアルプログラミング言語です。

ビジュアルプログラミング言語では命令文を書く代わりに、オブジェクトと呼ばれる部品を使います。

オブジェクトには、プログラミングで使われる命令文が書き込まれています。

それらオブジェクトを組み合わせることで、実際の命令文に作り込んでいきます。

子供でも楽しみながらプログラミングの概念を学ぶことができることから、多くの子供向けプログラミングスクールで活用されています。

2.ビジュアルプログラミング言語のメリット、デメリットについて


それではビジュアルプログラミング言語にはどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。

次にそれらメリットデメリットについてみていきましょう。

2-1.ビジュアルプログラミング言語のメリット

ビジュアルプログラミング言語のメリットは、命令文を覚える必要がないというところです。

プログラミングの難しいのは、多くの命令文を覚えて、その場その場で適切な命令文を使っていかなければならないことです。

ビジュアルプログラミング言語では、あらかじめ用意された部品を組み合わせるだけなので難しい命令文を覚える必要がありません

また、組み合わせる際にルールに沿っていない組み合わせでは配置ができないようになっているため、エラーなどが起きにくくなっています。

エラー箇所の特定は、プログラミングをする上で最も大変な作業です。

それらプログラミングをする上で「難しい」「苦手」と思うような箇所が工夫されているため、苦手意識を持つことなく楽しみながら勉強することができます。

2-2.ビジュアルプログラミング言語のデメリット

このようにメリットが多いビジュアルプログラミング言語ですが、デメリットも存在します。

ビジュアルプログラミング言語は命令文のブロックを組み合わせて作っていくため、テキストのプログラムに比べて自由度が少ないです。

数式をちょっと変えたい、プログラムの構造を変えたいなど、テキストだったら数文字変えるだけでできる変更も、大幅に組み直す必要があります。

また、テキストに比べて検索がしづらい点も挙げられます。

テキストの場合、文字列検索で簡単に検索ができますが、ビジュアルプログラミング言語では、まだ検索機能は優秀とはいえません。

この点は今後改善されるでしょう。

3.ビジュアルプログラミングを始めるには


ビジュアルプログラミング言語は直感的で子供でもとっつきやすいですが、なにも知らない状態からいきなり始めてみるのは難しいもの。

今プログラミングスクールが人気で、さまざまなスクールがサービスを開始しています。

プログラミングスクールは初心者には丁寧でわかりやすいのですが、お金がかかってしまうため気軽に始められないものです。

そこで有効なのが学習サイトの活用。

学習サイトはパソコンやスマホさえあれば無料で始めることができるため、とりあえずおためしではじめてみたい人には非常におすすめです。

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4.ビジュアルプログラミング言語のまとめ

ビジュアルプログラミング言語は、難解なプログラムを部品の組み合わせで実現できるようにしたものです。

メリットとしてはプログラムを行う上で苦手意識が出てしまう「命令文を覚える」「エラー箇所を探す」ということがなく、初心者でもすんなりと始めることができる点です。

反面テキストのプログラミング言語と比べて柔軟性がなく、ちょっとした修正をするのに大幅に組み替えなければならないことも。

ビジュアルプログラミング言語はスクールでも学習可能ですが、気軽に始めたい人は学習サイトなどを活用しましょう。

今後プログラミングは小学校で必修化が予定されています。

早めにはじめて準備していきましょう。